診察室より 第9回

先月は、14日から26日までの間、ベルリン(ドイツ)学会出張および

 

ウィーン(オーストリア)研修旅行のため休診とし、ご迷惑をお掛けいたしました。

 

 

27日(月)昼頃定刻に羽田に到着でき、幸い体調も良かったため、

 

3:00PMからの水氣道(杉十温水プール)および定刻の5:00PMからの通常診療を臨時に行いました。

 

 

まったく、時差ボケの影響が無く、心身共に好調です。

 

 

実は、昨年9月のフランス出張後、6週間に及ぶ時差ボケの影響で苦しみました。

 

フランス出張期間は、オペラ観劇など夜間の活動は控えていたにもかかわらずです。

 

今回は自ら考案した対時差ボケ戦略を考案し、ほぼ毎晩オペラ劇場通いをしながら、

 

時差ボケに陥らないで済む方法の有効性を実験しましたが、期待以上の効果を得ることができました。

 

 

そのコツについてお伝えしましょう。

 

1)時差を正確に認識する(東京⇔ベルリン・ウィーン:8時間)

 

2)東京時間の腕時計をもつ

 

3)現地の朝食開始時刻6:00AMが、東京時間の2:00PMであることを意識して、

朝食をなるべく早い時間にしっかり摂取する。

 

4)現地での昼食1:00PMが、東京時間の9:00PMであることを意識して、

昼食も、なるべく早い時間に、しっかりと摂取する。

(東京で9:00PMに夕食を過剰摂取するのは好ましくないが、現地では活動時間帯であるため)

 

5)東京での起床時刻5:30AMは、現地では10:30PMであるため、

本来であればこの時間まで数時間仮眠を取ればよいが、

オペラ観劇があるため、11:30PMに就寝し、覚醒したら二度寝しない。

 

現地時間で3:00AM(東京時間で11:00AM)には目が覚めるので、

夜明けまでデスクワークして朝食を待つ。

 

6)東京での水氣道の活動時間帯にあわせて、現地でも水氣道を実行する。

ミストサウナ・シャワー・⒙℃プール歩行(基本5航法)

 

 

月曜日3:00PM(東京)⇒7:00AM(ウィーン)

 

水曜日9:00AM(東京)⇒1:00AM(ウィーン)

 

ウィーン起床時3:00AMにホテルの自室でシャワー浴

 

土曜日4:00PM(東京)⇒8:00AM(ウィーン)

 

ミストサウナ・シャワー・⒙℃プール歩行(基本5航法)

 

 

結果:現地でフル活動して、しかも帰国後1週間を経てもすこぶる好調です。

 

 

 

ちなみに、帰国後も多忙で、日本心療内科学会に、ただちに報告書を提出しました。

 

4月4日付けで、学会事務局から以下の通知を受けましたので、ご報告いたします。

 

高円寺南診療所

飯嶋正広先生

 

平素より大変お世話になっております。

 

お忙しい中、ドイツ心身医学会参加報告書ならびに

 

参加証お送りいただきありがとうございました。

 

来週には、ご指定の口座に学会からの交通費補助金

 

5万円お振込の予定でございます。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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特定非営利活動法人 日本心療内科学会 事務局 桜井 美保

 

 

欧州までの旅費は5万円では、到底賄えませんが、公的な学術団体から、

 

私の学術活動が正式に評価されたことは意義深いものであり、

 

ありがたく受け取らせていただくことにしました。