【日曜コラム】聖楽の楽しみ 第1回

このコラムのタイトルは、古楽の楽しみ、という番組のタイトルから拝借したものです。

 

古楽とは、古典派音楽よりも古い時代の西洋音楽です。

 

具体的には中世西洋音楽、ルネサンス音楽、バロック音楽の総称です。

 

 

古楽の楽しみは、私が最も楽しみにしているラジオ番組です。

 

NHK-FM放送で毎週月曜から金曜の6時から6時55分に放送されている音楽番組です。

 

私は月・水・金は近所のカトリック高円寺教会の朝ミサに預かる習慣があるのと、

 

その後7時には診療所に到着しなければならない日課のため、

 

その一部を聴くことしかできないので残念なのですが、

 

火曜日や木曜日の朝、番組で演奏される音楽を聴いていると、

 

ときどき教会の席に着いているのではないかという錯覚に陥ることがあります。

 

 

さて聖楽を英訳するとSacred music (神聖な音楽) 

 

もしくは Church music(教会音楽)となるようです。

 

 

もっとも、Sacred musicはReligious music (宗教音楽)とほぼ同じように用いられることもあります。

 

これに対して、世間ではやっていて、人気のある巷の商業音楽は、

 

Secular music(世俗音楽)に分類され、この言葉は、非宗教的な音楽を総称するものであるらしいです。