プライマリケア・救急・心療内科Vol.3

今月のテーマ<医療機関の科目標榜と専門医制度について>

 

 

第Ⅲ話:広告可能ではない専門医資格の例

 

温泉療法専門医(全国218名>都内33名>杉並区内1名>高円寺1名

 

⇒ この資格は、水氣道の発案の医学的背景と密接なつながりがあります。

 

 

心身医学専門医(全国581名>関東甲信越212名>>高円寺1名

 

この資格は、心療内科専門医の多くが同時に取得しています。

 

⇒ 心療内科学会の母体である日本心身医学会の専門医資格です。

 

心療内科専門医とは異なり、認定内科医の資格がない精神科等の医師でも取得可能です。

 

 

<日本痛風・核酸代謝学会>

 

認定痛風医(全国55名>都内10名>杉並区内0名

 

 ⇒ 高円寺南診療所院長は平成28年度認定痛風医資格試験に合格しました。

 

全国で痛風患者が50万人、予備軍である高尿酸血症患者が500万人以上だとすると、

 

認定痛風医55名は極端に少なすぎます。

 

仮に認定痛風医だけが痛風患者の診療を担当するならば医師1人につき9000人の痛風患者、

 

9万人余りの高尿酸血症患者を診なければならない計算です。

 

認定痛風医資格試験は余りにも難しいので敬遠されているのではないかと思います。

 

 

<日本頭痛学会>

 

頭痛専門医(全国778名>都内113名>杉並区内2名>高円寺0名

 

⇒ 慢性頭痛は3,000万人、日本人の3人に1人に上る頻度ですが、

 

適切に遅漏されていないのが現実です。高円寺南診療所院長は、

 

目下、頭痛専門医資格取得のため研鑽を積んでいます。