「水氣道に救われた線維筋痛症の私」50歳代男性、大学教員<その4>

診察を受けてから一月もしないうちに、飯嶋先生に「水氣道」を勧められました。

 

飯嶋先生が指導する、プールの中で行う運動です。≪週に1回は来てください。≫

 

 

身体中が痛い、呼吸は浅い、脈拍は早い、微熱も取れない、

 

眠りも浅い、歩くのは登山なみ>の大騒ぎ。

 

階段も一気に登れず、踊り場で膝に手を当ててゼイゼイする>ような状態です。

 

 

正直なところ<運動なんてそんな無茶な>と思いましたが、

 

<身体全体を立て直すんだから>と自分を説得して、恐る恐る参加してみました。

 

 

初めての水氣道は2011年2月19日。初診からわずかに1ヶ月半。

 

 

飯嶋先生が水気道と名づけたその運動は、独特なものでした。

 

 

身体がしんどい状態の私は、まず水の中を歩いたり、

 

片足でゆっくりバランスをとったりというメニューが中心の初日

 

 

帰宅後はだるさでぐったりしていました。

 

これが病気のせいなのか疲れたのかわからないまま。

 

 

ところがその2日後の日記にこう書いてあります。

 

身体中に神経痛の電撃が走るが、夜から急にスイッチが入ったように動ける。