私が愛読する声楽技術書 No.4

◎ジャン=クロード マリオン Jean Claude MARION 

 

“Apprendre à chanter” 

 

Technique de la voix chantée 【1997】

 

フランス人・フランス語

 

 

バリトンのオペラ歌手の渡辺健一さんのブログでも紹介されていました。

 

「はじめての発声法」というタイトルで美山節子女史が音楽の友社から翻訳出版しています。

 

この本はヴォカリーズの大切さを実感させてくれた最初の本です。

 

 

著者は発声器官の解剖・生理学も研究した声楽指導者で、

 

La respiration abdominaleというタイトルのDVD付の腹式呼吸のテキストも出版しています。

 

いずれじっくり読んで研究してみたいと思います。

 

 

渡辺氏のレッスンは横浜みなとみらいホールと

 

東高円寺「音海」で何度かお世話になりましたが、

 

顎・首・腹の扱いについて興味深く有益な勉強をさせていただきました。

 

 

 

◎ジャクリーヌ・ボナールド Jacqueline Bonnardot

 

“Le professeur de chant - Un luthier qui construit une voix“ 

 

Guide et méthod pratique à l’usage des chanteurs et des professeures de chant【2004】

 

 

フランス人・フランス語

 

 

これも前述の渡辺健一氏のブログで同時に紹介されていたものです。

 

ペーパーバックですが表紙のデザインも美しくおしゃれな本です。

 

氏のブログで紹介する旨のアナウンスがありましたが、

 

定かでないため、購入して読みました。

 

フランス語の歌曲やアリアを習慣的に歌う動機づけを与えてくれた貴重な本です。

 

 

 

◎E. ハーバート・チェザリー Edgar Herbert Caesari

 

”The VOICE of the MIND”

 

イタリア人・英語

 

 

未読ですが、今後読んでみたい筆頭のテキストです。

 

ただし、著者の生没年がなかなか検索できていないので

 

時代背景について位置づけが気になるところです。