(心理)認知行動療法  ストレスへの対処法-11

前回は「認知再構成法」についてお話しいたしました。

 

 

これは「認知(≒自動思考)」に変化を与える方法でした。

 

 

今回は認知行動療法のもう一つの柱、「行動」に変化を与える方法、

 

すなわち「問題解決法」についてご紹介いたします。

 

 

この方法は、まず苦手な人や場面から逃げたり避けたりしないことがポイントです。

 

積極的に直面してみよう、そして良い結果が得られるよう、

 

実際に行動を起こしてみよう、という方法です。

 

 

とはいっても、ただやみくもに挑んでいくのは考え物です。

 

いつものパターンにはまって返り討ちにあってしまいかねないからです。

 

 

そこで前もって「実行計画」というものを立てます。

 

 

皆さんとカウンセラーとの二人三脚であれこれ作戦を練るという作業をします。

 

 

そうした過程を大切にしながら綿密に具体的に作る「台本」のようなものが「実行計画」です。

 

 

次回は、具体例を挙げて説明させいただくことにしましょう。