(鍼灸)「疲労度分類」に想う私の実体験 ①

今回から5回にわたって私自身の実際の経験を報告、

 

そして、解説をさせていただくことにします。

 

 

 

テーマは 「疲労度分類」

 

反復性疲労から疲労困憊までのプロセスについてです。

 

 

 

さて私は以前、とある接骨院に勤めていました。

 

そもそもの事の発端は、突然に言い渡された解雇通告でした。

 

その接骨院の経営者の柔道整復師から1ヶ月後に解雇されました。

 

 

仕事が無いこと。定職に就けないこと。

 

自尊心が根底から傷つけられてしまうと、

 

たとえ資格や技能や経験があっても、

 

それをまったく活かせないとなると、

 

かえって孤独と絶望感にさい悩まされるものです。

 

 

つまり、失業状態は、底知れぬ不安、

 

尽きることのない苦しみの元凶となりました。

 

 

 気力が根こそぎ奪われている状態での不安には、焦燥感が付きまといます。

 

その不安は、様々な耐え難い身体症状を、次々と引き起こしました。

 

 

次回は、そのプロセスについて、振り返ってみたいと思います。

 

 

≪ドクトル飯嶋からのコメント≫

 

やあ、坂本先生。

 

随分思い切った記事を書きましたね。

 

こうした手記を公表するということは、

 

想像以上に、心身に負荷が掛るものですよ。

 

 

もっとも、坂本先生ご自身が、避けて通れない作業とお考えである以上、

 

私は敢えて反対せず、見守ることにします。

 

 

ただし、治療者として配慮しなくてはならないことは、

 

読者の皆様の魂への配慮です。

 

 

Mr.NoGucciの懺悔録でもコメントしましたが、

 

シリアス過ぎるのはあまり良くありません。

 

 

自他の魂を癒す目的のために、

 

心身栄養学的に説明するならば、

 

心のカロリーの他に

 

魂のビタミンやミネラルが不足してはなりません。

 

それは、エスプリとユーモア。

 

つまり、芸術性と人間性なのだと思います。

 

 

楽しくてためになるシリーズになるよう祈っております。