(栄養)栄養食事指導の実例です

高円寺南診療所で永年の実績がある外来栄養食事指導。

 

それが、いったいどのようなものか、ご質問をうけることがございます。

 

指導員は高円寺南診療所の専任管理栄養士、中田美砂恵先生です。

 

指導時間帯は、火曜日・・・

 

患者さんは基本的に個人指導ですが、

 

食事の準備を担当されるご家族に同伴していただくこともあります。

 

そこで、今回は具体例を挙げて、ご紹介いたしたいと思います。

 

 

 

相談者:Mr.X。40代男性(毎月1回、継続的指導に参加)独身。

 

Xさんの指導を具体的に見ていきましょう。

 

 

 

データ

 

身長:171センチ

 

体重:98.8kg

 

BMI:33.7

 

脂質異常症、肥満

 

 

<前回からの振り返り>

 

タンパク質を減らした。

(肉、魚を減らし、豆腐に置き換えたが量が多かった)

 

間食はなし。

 

 

〈具体的に〉

 

朝・夕食のタンパク質減量:豆腐1丁を毎日→1/3丁に、

 

お腹が減るので野菜の量を増やす

 

ごはんはパック(200グラム/1回)

 

昼食は、月・火お弁当、水木金・サンドイッチ、牛乳、野菜パック

 

週1回外食、野菜が多い定食

 

 

<今回の指導>

 

ごはんの量が1回200グラムと少し増えた。

 

自炊で1合を半分にした量(180グラム)にできると良い。

 

それ以外は、このまま継続し、1か月1㎏減量、

 

マイペースで続けていきましょう。

 

実際の「栄養食事指導せん」です

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