前回は「 個々人で異なる認知のクセを、基本モデルの要素に分解して理解しよう 」

 

というお話をしました。

 

今日は例を用いて説明したいと思います。

 

 

 

最近、私が魅かれた某会社のCMがあります。どんなCMかと言うと

 

-父親と母親が赤ちゃんを小さなライオンのぬいぐるみであやすと、

 

-赤ちゃんはぬいぐるみに手を伸ばします。

 

 

これを基本モデルに当てはめてみると…?

 

(出来事)ライオンのぬいぐるみ →(認知)「小さい、フサフサ、危なくない」

 

→(感情)安心 →(身体)リラックス →(行動)手を伸ばす。

 

 

しかし次の場面、

 

-大きな飼いイヌが赤ちゃんに近づいたところ、

 

-赤ちゃんはイヌを怖がります。

 

 

 

これを基本モデルに当てはめてみると…?

 

(出来事)イヌが来た →(認知)「大きい、キバがある、危なそう」

 

→(感情)怖い →(身体)緊張 →(行動)逃げようとする。

 

 

 

では問題です。次の場面で赤ちゃんはどう反応したでしょうか?

 

-両親がイヌにおもちゃのタテガミをつけ、

 

-ライオンみたいになったイヌが赤ちゃんに近づきます。

 

 

 

答えは実際のCMで、基本モデルに当てはめてみてください。

 

この赤ちゃんはどんな「認知」をしたのでしょうね。

 

 

 

臨床心理士 宮仕 聖子

 

医師の目からみた内科医の群像 その2

 

 

平成28年度の日本内科学会生涯教育講演会を

 

東京と大阪での2回とも出席して、しみじみ感じたのは、

 

多くの参加者の表情が暗く、活気に欠けていることでした。

 

 

 

内科医の多くがこんな死神のような不健康な冴えない顔をしていて、

 

自分たちの患者さんの病気を治したり

 

幸せになるお手伝いをしたりすることができるのだろうか、

 

と俄かに心配になったくらいです。

 

 

溌剌としている方はほとんどみられず、

 

とても疲れ切っているのが良くわかりショックを覚えました。

 

 

それから、私も含めてではありますが、

 

とても地味で豊かな雰囲気からは程遠いのです。

 

 

わが身をも顧みつつ、また恩師や諸先輩方を見習いながら、

 

その原因について、思いを馳せること暫しでした。

 

 

 

 

『責任や義務ばかりが加速度的に増大し、

 

それに見合うだけの自由や権利が

 

保障されていないばかりか行使しにくい人たち』

 

そういう人たちの現実の姿。

 

 

そのうえ医師という専門家として当然であると考えられる

 

自由裁量権(プロフェッショナル・フリーダム)さえ

 

確保されていないのですから。

 

 

限りなく奴隷に近い存在といっても誇張ではないと思います。

 

 

 

ほころび始めた保険医療制度の限られた財源の中の窮屈な枠内で、

 

いろいろな制限がどんどん付けられてきました。

 

 

保険料を徴収されている受診者の皆さんの中には、

 

ご自分の願う最高の医療を受ける権利を行使できる

 

というファンタジーを信奉していらしたとしても

 

不思議はありません。

 

 

しかし、保健医療制度の枠組みの制限という現実の中で

 

日夜奮闘努力している臨床医の意識との間の

 

ギャップはますます広がるばかりです。

 

 

 

 

疲れ切った真面目で勤勉な内科医の群れに遭遇し、

 

また、現行の医療に過大な期待を掛けていらっしゃる

 

多くのナイーブな皆様のことを思うにつけても、

 

私に課せられた使命を深く自覚して、

 

果たすべき仕事をやり遂げなくては、

 

という思いに駆られています。

 

 

 

内科の生涯学習の講演会に出席しながら、『水氣道』と

 

『臨床聖楽法』は私のライフワークとして、きちんと維持継続し、

 

発展展開させることに終始していられる段階ではないと感じました。

 

 

 

それぞれの活動における有能な後継者を育成すると同時に、

 

内科医をはじめ多くの医師仲間たちに対しても

 

積極的に普及を図っていく。

 

 

そうしなければ希望の持てる可能性と活力のある未来は訪れない、

 

という思いを強くした次第です。

 

 

 

次回からは、内科の各領域についてのトピックスのうち、

 

高円寺南診療所の外来診療に直結するテーマについて、

 

少しずつ解説を試みていく予定です。

 

血は全身の血管を巡る赤い色の液体です。

 

 

この液体が、五臓六腑、骨・筋肉・皮膚などの諸組織に

 

栄養作用をもたらします。

 

 

血の病変の主なものとして血虚(ケッキョ)、

 

瘀血(オケツ)その他、血熱(ケツネツ)があります。

 

 

 

 

1)血病(血の失調)の分類

 

血の不足によるもの

 

血虚(ケッキョ)・・・貧血で栄養失調の状態

 

体内の血の量不足か、血の作用が減退した状態で栄養障害も含みます。

 

 

原因としては出血や種々の栄養障害が考えられます。

 

 

多くは氣虚(キキョ)を伴い、

 

氣血両虚(キケツリョウキョ)という状態ですが、

 

氣虚を伴わない血虚は痩せて色黒で肉が硬く活動力のある人に相当します。

 

 

<水氣道式自己鑑別法> 集中力が低下して、気が散り易い

 

『朝起きは何とかできるが朝食が進まない』、

 

『意欲はあるが持続力が無い』、

 

『水氣道の稽古に参加する氣力はあるが、体がだるくスタミナの不足を感じる。』

 

『水氣道の稽古をしてしばらくすると動悸や息切れや疲労を感じたり、めまい感やふらつきを覚えたりする。』

 

『稽古中、しばしばふくらはぎが痙攣する』

 

 

 

血の過剰によるもの

 

瘀血(オケツ)・・・血が滞っている状態

 

全身の血流の滞り、または局所の血液が停滞して生じる病的状態。

 

 

炎症による血管の変化、動脈硬化性病変、血液凝固因子の亢進、うっ血、

 

多血症等に伴う慢性的な変化は総じて瘀血です。

 

 

また、打撲や痔も瘀血と解釈できます。

 

 

特に女性では、月経およびその前後、

 

出産、産褥、更年期などに生じやすい病態です。

 

 

 

血熱(ケツネツ)・・・熱が血分に侵入することによって生じる症状。

 

 

血熱妄行して皮膚や粘膜の充血、新鮮血出血、紅斑等を生じます。

 

熱が心を侵すと異常興奮や意識障害、

 

うわごとなどの精神症状を呈することがあります。

 

 

発熱時に瘀血が関与して錯乱や出血など強烈な症状を呈したものをいいます。

 

 

 

 

<水氣道式自己鑑別法>

 

『稽古をすると、のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重感などが解消できる。』

 

『稽古直後までは元気で体も軽くなるが、稽古を終えてから少しずつ体が重くなる。』

 

『稽古した翌日か翌々日になって筋肉痛や疲労を感じる。』

 

この場合、以下のいずれかの傾向はないでしょうか。

 

 

 

1、『水氣道の稽古場に行けば充実した時間を過ごせて、

 

達成感が得られるが、前日に安眠できず便秘傾向もあるので、

 

何となく不安な気がして胸騒ぎがする。』

 

 

『ふだんから頭痛・肩こり・腰痛・生理痛など体の一部にコリや痛みがある。

 

水氣道の稽古をすると全体的には軽くなるが、

 

痛みやだるさが部分的に残ったままのことがある。』

 

瘀血

 

 

 

2、『水氣道の稽古中は涼やかで快適だが、

 

稽古の後から少しずつ全身がほてってきたり、

 

口が渇いてきたりする。』

 

 

『のぼせたり、カッとなったり、イライラしたり、

 

精神的に不安定で落ち着かない。』

 

 

『水氣道の稽古の後も、物足りなさを感じたり、かったるさを感じたりするので、

 

自分一人でひと泳ぎをするなどをして調整したくなる。』

 

血熱

 

 

次回は、それぞれのタイプ別の他覚徴候・診察所見について説明します。

 

盲点その2:果物は体に良いに決まっている!?

 

 

果糖(フルクトース)は、ハチミツ、木になる果実、

 

ベリー類、メロンなどの果物に多量に含まれます。

 

 

今回は、果糖とブドウ糖の違いについて理解しておきましょう!

 

 

 

ブドウ糖の二面性

 

人体内で主要なエネルギー源として使われているのはブドウ糖です。

 

 

ブドウ糖は肝臓に一時的に貯蔵する調節機構があるため、

 

通常は一気に処理されません。

 

 

デンプンは腸でブドウ糖に分解されてから

 

体内で使われるので人体にとって好ましいです。

 

 

血糖値は通常はインスリンなどによって一定の範囲に保たれます。

 

 

しかし、基本的にブドウ糖の過剰摂取は血糖値の上昇をもたらします。

 

 

ブドウ糖摂取過剰により血糖値の上昇が持続した場合には

 

肥満や糖尿病につながります。

 

 

果糖とは違いブドウ糖は肝臓で一時的に貯蔵されますが、

 

その貯蔵能力にも限界があります。

 

 

肥満になり、さらに脂肪肝を伴うと、

 

この仕組が働きにくくなります。

 

 

すると内臓脂肪がさらに増え、

 

インスリンの作用が効きにくくなり、

 

更なる血糖値上昇という悪循環に陥ります。

 

 

 

果糖の人体への悪影響

 

果糖にはブドウ糖とは異なり、貯蔵調節機構がありません。

 

 

ですから、大量に摂取すると体内では常に一気に処理されます。

 

 

ブドウ糖も果糖も処理される過程でピルビン酸を生じます。

 

 

大量の果糖を一度に摂取すると、

 

一気に処理されるため多量のピルビン酸が生じます。

 

 

この大量のピルビン酸は、

 

ATP等のエネルギー生産よりも中性脂肪の生成に向かってしまいます。

 

 

そのため、肥満、特に内臓脂肪の増加につながるのです。

 

 

このように果糖の大量摂取はブドウ糖よりも

 

肥満になりやすく、肝臓への負荷も高いです。

 

 

果糖とブドウ糖では末梢のみならず、

 

脳や食欲に対する影響も異なります。

 

 

果糖の甘さは蔗糖やデキストロースよりも早く知覚され、

 

味の感覚は蔗糖に比べより早くより強いピークに達します。

 

 

しかし、その反面、早く減衰してしまうので、

 

満足感が持続しません。

 

 

また果糖は満腹関連ホルモンのピークが低いので、

 

満腹感を与えにくくなります。

 

 

その結果、ダラダラ食いに繋がり易くなり、

 

肥満をもたらしてしまうのです。

 

 

 

炭酸飲料には食物繊維がほとんどない

 

果糖やブドウ糖が体内に一度に大量に入ると

 

いろいろ問題が生じます。

 

 

炭酸飲料には食物繊維がほとんどないため、

 

摂取している本人が無自覚のまま、

 

結果的に「一度に大量」と同様の現象が起きやすくなります。

 

 

果糖を多く含む異性化糖は、

 

炭酸飲料など食物繊維を含まない清涼飲料水では、

 

一気に吸収されるため悪影響が起こりやすいです。

 

これは6月5日のこと、

 

仙台の学会の帰りの新幹線でのできごとです。

 

 

鬱蒼とした竹林の中に紛れ込んだかと思いきや、

 

それは上背の高い男女の一団でした。

 

 

一瞬、ずいぶん訛った英語だなと思いましたが、

 

それでも会話の内容より、

 

活き活きとした言葉の流れの音楽性に、

 

しばし感心しておりました。

 

 

ドイツ語だったのです。

 

 

ドイツ語に気づいたのはよいのですが、

 

敢えて聞き耳を立てるのも悪趣味です。

 

そこで私は、最近進歩の激しい、『血液学』と、

 

の勉強を再開することにしました。

 

 

すると、やや年配の日本人らしき男性が表れて、

 

やおら通路を塞ぎました。

 

 

何やら彼らと打ち合わせを始めるではありませんか。

 

彼はドイツ語に堪能らしいのですが、

 

私にも聞き取りやすい短いドイツ語で対応していました。

 

 

そこで彼らは皆、楽器を携えていることに気づきました。

 

 

東京駅で下車する際の通路で、その日本人ガイドと思しき男性に

 

『皆様はドイツからいらした音楽家でいらっしゃいますか?』

 

と尋ねてみました。

 

 

すると、彼は『フジコ・ヘミングと共演する弦楽カルテットのメンバーです。』

 

と衒うことなく答えてくれるのでした。

 

 

続いてホームに降り立ち、

 

『初日はいつですか』と質問を続けると、

 

『初日はとうに終わり、函館と八戸でのコンサートを済ませ、

 

これから、取手と板橋でします。

 

チケットは完売して、今からでは買えません。』

 

とのことでした。

 

 

診療所にもどり、

 

さっそくフジコ・ヘミングの公式HP(http://fuzjko.net/)を検索してみました。

 

 

すると、確かに出ていました。

 

 

6月6日[東京] 板橋区立文化会館

 

 

2016.6.6(月) 東京 ※共演 ハイドン・カルテット

 

会場:板橋区立文化会館(大ホール) 開場18:00 

 

開演18:30 お問合せ:サンライズプロモーション東京

 

 

彼のドイツ語を話す音楽家の皆さんは、

 

ハイドン・カルテットのメンバーだったことが確認できました。

 

 

外国語を話している外国人がすべて英語を話している若ではないのと同様に、

 

ドイツ語を話すゲルマン系の人たちがすべてドイツ人とは限らないわけです。

 

 

因みにハイドン・カルテットはウィーン最高峰のカルテットとされています。

 

 

http://feature.daily-tohoku.co.jp/web2/jigyo/fujiko/fujiko.htm

 

 

このチラシの右上の写真の4人に、奇しくも私は囲まれていた、

 

という不思議なひと時でした。

大事件発生!

 

私の事件簿が明るみに晒されてしまいました。

 

 

 

ときは先週土曜日。

 

ところは新宿歌舞伎町。

 

犯行現場は、皆様おなじみのハイジアの一角。

 

 

正式名称、東京都健康プラザハイジアの3階

 

昼食抜きで水氣道の稽古場へと急いだ私、

 

Mr. NoGucciでありました。

 

 

 

 

ここで、照れ隠しで俳句をひねってみます。

 

『犯人は、戒め忘れ、手を染める。』

 

 

季語が無いので俳句は無理、

 

これを上の句として短歌を作れと先生が…

 

そこで、已むなく、にわか仕立ての下の句を

 

『後の祭りだ、どうにでもなれ。』

 

どうですか、なかなかの出来栄えでしょう!?

 

 

 

賢明な読者の皆様。

 

 

もう既にお気づきのことと拝察いたしますが、

 

私は、いわゆる、『問題解決の先延ばし』

 

という悪い癖に陥っていることに、

 

やっと気が付きました。

 

 

 

このままでは、Mr. NoGucci の懺悔録

 

から外れてしまいすです。

 

 

 

こう見えても私、Mr. NoGucciは

 

No.愚痴をモットーに生きていこうと

 

再決断したのです。

 

 

 

次回まで、暫し、私にご猶予を!

 皆さんはじめまして!

 

佐々木理之(ささきのりゆき)です。

 

聖楽コンサート第3水曜先任ピアニストです。

 

 

今回から毎月1回レギュラーで、

 

自分の音楽に対する思いなどをつぶやく、

 

そうした素晴らしいチャンスをいただくことになりました。

 

 

 

「聖楽コンサート」、わたしたちの活動母体です。

 

 

皆さんご存知のMusic Bar「音海」が拠点です。

 

アットホームな環境で美味しいお酒とお料理とともに、

 

音楽の生演奏が楽しめる非常に魅力的なスポット。

 

 

ここで毎月第3水曜日に、

 

テノールの歌い手で主宰の飯嶋正広さんや、

 

次々参加しつつあるいろいろな楽器の伴奏を務め、

 

また大好きなピアノ曲を楽しく演奏しています。

 

 

僕は、他の週もほぼ「音海」に通いつめている、常連リスナーでもあります。

 

 

何よりもお酒が美味しい、

 

そう明快に感じるようになり毎週来るようになりました。

 

 

週ごとに出演している音楽家の

 

優れた「生演奏」あってこそのお酒の味は格別です。

 

 

テクノロジーが進化した昨今、

 

あらゆる媒体で音楽を楽しめる時代が到来しました。

 

 

家では録画したNHKのクラシック番組などを見ながら

 

お酒を嗜みます。

 

 

しかし、お酒の味が明らかに違う。

 

 

ややともすれば味気ない侘しいものになりがちです。

 

 

独身者の一人酒だから?

 

それだけではありません。

 

 

呼吸感や緊張感といった、

 

生演奏だからこそ味わえる音楽の感動のエキス。

 

 

これが絶対的に足りないのです。

 

 

 

この音楽のエキス。

 

 

これこそが最大にして最高の音楽的感動のエッセンス。

 

 

これはどんな高級な機械でも絶対に味わえない

 

生の音楽的感動というエッセンスです。

 

 

それを全身で感じながらマスターの片野さんや

 

サックス奏者兼任の紗季さんの作ってくれたお酒を口に含む・・・

 

( ´▽)-3 プハァ

 

もう、たまりません!!

 

 

そこで、今回のまとめは、

 

「皆で演奏会へ行こう!」です。

 

今後の聖楽コンサートをお楽しみに!

今回から疲労度分類表を使って交感神経が働き続ける弊害を見ていきましょう。

 

その前に正常に自律神経が働くことはどういうことか解説していきます。

 

 

正常な自律神経の働きとはどういうことでしょうか?

交感神経が主に日中働き、副交感神経が主に夜間働くこと。

つまり、活動(交感神経)と休息(副交感神経)のバランスがよいことが正常といえます。

 

昼は交感神経優位、グラフでイメージすると

1

このような感じになります。

 

夜間は副交感神経優位、グラフでイメージすると

2

このような感じになります。

 

自律神経は生活リズムが一定の時、きちんと働くことができます。

つまり、就寝、起床 時間、食事の時間などが毎日同じであることが望ましいです。

 

現在社会は科学技術の発達により昼夜の区別がなくなっています。

そのため1日中交感神経が過剰に働かされ、

また夜間に副交感神経が機能し難い状況になっています。

それにより、軽い躁状態になり疲労を蓄積させ、また疲労を感じにくくなっています。

 

次回は疲労度分類表を理解する上で大切な「脳の情報処理の3原則」のお話をします。

 

6月3日付けインターナショナル・ニューヨーク・タイムズの第一面トップです。

 

 

いきなり、かなりインパクトのある写真が掲載されていました。

 

 

これは私どものような臨床医にとっては見慣れた写真に過ぎません。

 

 

しかし、これを医学専門誌ではなく、

 

一般紙の、しかもトップでこれを見ると、

 

反射的に、「何事か?」と驚くほどのインパクトを感じました。

 

 

 

骨粗鬆(こつそしょう)症に関する

 

米国の医療問題についての記事をご紹介いたしましょう。

 

 

これはわが日本国の医療にも共通する課題でもあります。

 

 

以下の写真を解説します。

 

 

 

悩ましい副作用

 

椎骨のCTスキャン像。

 

(画像クリックで拡大、ブラウザの戻るボタンで本文へ)

16060301

<左から、正常中等度の骨粗しょう症重症の骨粗しょう症

 

 

各種の報告によれば最も多く処方されている

 

骨粗しょう症治療薬が下顎骨を壊死させたり、

 

大腿骨骨折を引き起こしたりするという。

 

 

そのことが多数の患者を震撼させ、

 

この病気になる危険性を甘んじて受けると言っている。

 

 

(骨粗しょう症)治療薬の使用量は

 

2008年から2012年までに半減している。6面へ

 

 

 

本日は、このあたりまでとします。

 

この写真のイメージだけでも

 

記憶に残しておく価値があると思います。