Mr. NoGucci の懺悔録 No.4 <さらに痩せない言いわけ>

前回は、話が半ばになってしまい申し訳ございませんでした。

 

 

懺悔の前に、

 

予め言いわけをさせてください。

 

あれは犯罪ではありませんでした。

 

いや、犯罪ではないかもしれません。

 

いやいや、仮に犯罪だとしても、誰にも迷惑を掛けていません。

 

そうです。ただの被害者無き犯罪に過ぎないのです。

 

そうなのです私は、ひたすら空腹だったのです。

 

 

ここで、正直に懺悔します。

 

空腹だったわけではなかったのです。

 

いや、空腹になるのが恐ろしかったのであります。

 

こうした心理状態を、専門的には『良き不安』というのだそうです。

 

「不安を必ずしも悪者扱いすることはない」

 

と院長がいつも患者さんに話しているのを身近に聞いていて、

 

いつも、なるほど、と納得しているので確かだと思います。

 

 

いや、違った。ごめんなさい。

 

「良き不安」ではなく『予期不安』が正解なのだそうです。

 

予期不安』は、とても大切なキーワードであるとのことですから、

 

専門家にお尋ねするのが一番でしょう。

 

とはいえ、今更、院長には尋ねづらいです。

 

そこで臨床心理士の宮仕聖子先生から、こっそり教えて貰うことにいたします。

 

皆様にも、こっそりご報告いたしますので、

 

楽しみにしておいてくださいますように。